荒らす憎むべき者(Abomination of Desolation)とは、反キリストのことです。
では、abominationの意味は何でしょうか?
辞書には、このような意味で記載されています。
では、聖書的なabominationの意味は何でしょうか?
Abominationとは、神以外のものを崇拝すること(偶像崇拝)です。
旧約聖書には160回の偶像崇拝が起こったことが記載されています。
旧約聖書にあるabominationの一例を紹介します。
旧約聖書では、具体的な abominationについては、木・石・銀・金で作った置きものや像を拝む話が書かれています(申命記 7章、29章、32章など参照)
例えば、クリスタル、パワーストーン、ブレスレット、指輪、御守り、動物、人、死人(祖先)、天使、建物(場所) を崇拝したり拝んだりするのも偶像崇拝です。神以外の被造物はすべてが偶像崇拝の対象になりえます。
神は、モーセの時代に人類が守るべき掟(契約)を与えられました。十戒です。
十戒の冒頭にある2つの掟(契約)です。
あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。出エジプト20:3
あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。出エジプト20:4-6
英語ではAbomination of Desolationですが、AbominationがDesolationへと至ります。
desolationの意味が辞書にはこのように書かれています。
主は、お前たちが行った悪行や忌むべきことをもはや忍ぶことはおできにならなかった。だからお前たちの国は今日のように荒れ果てて廃虚と化し、ののしりの的となり、住む人もいなくなったのだ。 前たちが香をたき、主に罪を犯し、主の声に聞き従わず、律法と掟と勧めに従って歩まなかったために、今日のようにこの災いが臨んだのだ。エレミヤ44:22-23
彼らが行ったすべての忌まわしいことのゆえに、わたしがこの土地を荒れ地とし、荒廃した地にするとき、彼らはわたしが主であること⇒を知るようになる。エゼキエル33:29
原因あっての結果です。
神様が反キリストの統治を3.5年間ゆるされるのは、神にとっては仕方のない最後の手段です。人類は、何が起きようとも貪欲・目の欲にふけり罪から離れないためです。
偶像崇拝 ⇒ 荒廃・壊滅・滅亡
八百万の神々を拝むのが普通の文化の日本に育った私も、当初は、偶像崇拝にたいして、そんなに悪い事だとは思いもしませんでした。偶像崇拝という言葉さえ、聞いたことがありませんでした。
神を信じる前は、菅原道真にテストの成績がUPするよう拝んでましたし、雑誌にある星占いもパラパラと読んでいました。
❝偶像崇拝❞が罪であるということを理解するのは、神様と個人的に関係をもちはじめていった時、解るようになります。きっと、個人の体験でしか解りえないかもしれません。もし、スグに気付けるなら、神様に引き寄せられている人です。
偶像崇拝を解りやすく喩えると、伴侶を裏切り、浮気・不倫に走る(姦淫を犯す)ことです。大事な人を裏切ること、命の恩人を裏切ること、自分の親を裏切ることと同じです。
すごく、厳しいことを書いてますが、先週、エレミヤ26章が与えられたので、伝えなければなりません。
最近は特に偶像崇拝について、厳しいストレートなことが示されます。
先週も神様に、「龍信仰について、こういうの伝えたくないです」と後ずさりしました。
すると、エレミヤ書26章の御言葉を示されました。
それも、「伝えたくない」と伝えたスグ後に、エレミヤ書26章が目の前に開かれているのです・・・その前に、聖書を開いた憶えはないのですが。
神がページをめくったのでしょうか? ギョ~(-_-;)💦
ちなみに、私は預言者ではありません。預言の賜物は与えられていません。
しかし、霊を識別する賜物は、見極めるという点においては、預言の賜物と共通部分があるようです。