黙示録に登場する赤い龍とは?

黙示録の第三のシンボルには「大きな紅い竜」が、「天の星の三分の一」を引き寄せ「子を産もうとする女の前に立ち、その子が生まれるとすぐに食い尽くそうとする」描写があります。

また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。
黙示録12:3-4

そして、9節には、この竜がサタンであることが明らかにされています。
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。黙示録12:9

龍が「天の星の三分の一」を引き寄せたというのは、サタンが天使の三分の一を率いて神に反抗していることを表しています。

※黙示録のこの箇所では、❝星❞を「天使」として比喩されています。


また、プロテスタントの聖書は66巻ですが、カトリック外典が含まれているので73巻です。
そして、プロテスタントはダニエル書は12章で終わりますが、カトリックのダニエル書はまだ続きます。
ダニエル14章に「ベルと龍」の話が載っています。ベルというのはバビロンが崇拝していた偶像神の名前です。そう考えると、赤い龍は、「悪魔」ということになるのではないかとも考えてみました。

❝赤い龍❞については、他にも説があります。

自分なりに考察+祈ってみるのが良いかと思います。

 

ところで・・・

反キリストの正体は、法王だとか天皇だとかいう説を発信している方々を時々見かけます。しかし、法王も天皇も、名前が666にはなりません。

 

法王は、❝神の代弁者❞という意味の 「vicarius filii dei」 というタイトル(称号/あだ名)を持っていますが、これが666になるため、法王が反キリストだと想い込んでいる人たちもいます。

「vicarius filii dei」はあくまでもタイトル (称号)であって、黙示録が示す ❝The反キリスト❞の個人名 (his name)には当てはまりません。

もし「vicarius filii dei」というタイトルを持つ者が The 反キリストであるなら、歴代の法王266人全員が The 反キリストになります。

黙示録には、666 is the number of his name とあります。his nameですので、特定された1人の人物を指します。 聖書が指し示す The 反キリストは 唯一1人です。

よって、彼の個人名が666になるということです。

 

特にセブンス・デーの方々は、反キリストが法王説であるということを教義の一部として全教会で徹底して教えられますので、信者なら、それ以外の説を信じる選択の余地がなさそうな雰囲気です。

また、当時、ルター(1483-1546年)も、❝反キリストは法王に違いない❞という説を唱えましたが、彼の生きた時代には、20世紀後半(1940年代)に誕生する反キリストが未だ生まれていなかったので、その当時の判断で、法王だと推測してしまったのです。

彼は、黙示録の偽預言者(大淫婦)の役割を担うことを私は分析します。

 

初代教会の神学者であっても ルターであっても、彼らが言っていることには間違いも存在します。完璧な人はいないので、有名な神学者や教師だからといって鵜呑みにしない。

考えるための脳を神様から与えてもらってる。他人の意見を鵜吞みにするのではなく、自分であれこれ思考錯誤してみる。もし、間違いに気付いたら訂正すれば良い。

❝人間は考える葦である。❞

 

また、天皇がイルミのトップだという陰謀論が存在していますが、これは好き嫌いから来た勝手な想像に感じます。天皇の誕生日の数字を足すと18になるから、666だという分析はお粗末ちゃんに感じます。

私の小学生時代の仲良しちゃんは6月16日生まれでした。

616だから彼女は反キリスト? いえ、そんな単純な割り出し方は使いません。

名前を数字に換算する方法を使います。

反キリストの正体は、神様がユダヤ人たちに与えた秘儀:ゲマトリアを使って算出します。

 

反キリスト=天皇という説を信じている時点で、聖書に示されている反キリストの特徴の描写を無視しています。

神道や仏教を差別し東洋蔑視しているから、こんなお粗末な分析になるのでしょう。

反キリストは、ローマ人、アッシリア人の血が流れています。そして、しばらく、キリスト教徒の仲間のフリをする人物です。キリスト教徒の仲間となるということなので、西側のキリスト教国家から現れます。現代のバビロンにいます。

 

昔、日本に、旧約聖書時代の民が渡って来て、神道が根付いたことを、最近、神様から、想定外の方法で示されました!

今後、日本に起きる可能性があることを調べていた時・・・啓示されました。

とんでもない大悲劇が日本には待っているようです。

時期は第四の封印の頃です。

私の想定する最後の7年のタイムラインは、2021~2028(or 2027) 年です。 

第四の封印は、最後の3.5年である大艱難時代の開始あたりに起こりますので、2025年頃、早ければ2024年頃 だと推測します。

避けることは出来るのかは判りませんが、神様に立ち返って下さい。

神様を真剣に信じる人が増えれば増える程、神様が災いから護って下さいます。

 

小羊が第四の封印を開いたとき、「出て来い」と言う第四の生き物の声を、わたしは聞いた。 そして見ていると、見よ、青白い馬が現れ、乗っている者の名は「死」といい、これに陰府が従っていた。彼らには、地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死をもって、更に地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられた。 黙示録 6:7-8

 

どう啓示されたかについては・・・別の機に必ず書きます。

ただ、酷な内容にはなります(;'∀')