西側のキリスト教が生み出した誤解
時々、キリスト教徒(特に西洋で育った信者)が、
カバラを悪魔的だと冒涜するのを見かけます。
カバラは神道にも長く根付いて来たもので、神道にも存在します。仏教にも入っています。もともとは、両方が聖書の神から影響を受けている宗教です。
一般的に、西側の文化で育った人は、東で誕生する思想や宗教に対して、偏見を持っています。実際、キリスト教は東で誕生したアジア発祥の宗教なのですが、カトリック・プロテスタントという流れが西側で誕生した故、キリスト教は西側の宗教のような錯覚に陥っています。結果、東の思想をそれに反するものとして徹底排除してしまう。
日本のキリスト教徒も西周りのキリスト教の文化や思想を引き継いでいるため、ある程度 意識しながら、本来の東周りのキリスト教に考えを近づけるべきだと思いますが、
西側思想が根付いているため、それが出来なくなってしまっています。
仏教に❝中庸Golden Mean❞という概念がありますが、先程 検索すると、ユダヤ教の教えにも存在していました。
これは、聖書の神が二元論ではないということに繋がります。
もちろん、小さな部分では二元論も存在しますが、大きな括り(全体的)で見ると、
神は一元論です。すべてが神から出ています。
悪や悪いことが起きる存在理由は、人間を試す・気付かせる・教える・変革させる・懲らしめる・聖化させるため、また、いづれは悪が裁かれるために悪自身が存在しています。神から与えられた試験を合格するための舞台がそれぞれに与えられた人生です。
人によって、人生の試練や喜びや境遇が違うのは、輪廻転生のコンセプトを理解しなければなりません。聖書を表面的に読めば、輪廻転生を否定してしまいます。しかし、
輪廻転生が解ると、なぜこの世で生きることが大変なのか、様々な矛盾が納得できます。とても大事な考え方、また、神様の心の内を学ぶことが出来ます。
私は輪廻に詳しいユダヤ教から聞くことによって、理解出来ました。
古代キリスト教(イエス様の生きていた時代)には輪廻思想が存在していました。また、イエス様が行動を共にした一派は輪廻思想を信じていました。
しかし、現代のキリスト教からは輪廻思想が排除されているゆえ、学ぶことが不可能です。カトリック、プロテスタントいう巨大組織の洗脳は大きいです。その中にいると、自分で考えなくなります。神に直接答えを求めなくなります。
私は、ヘブル語が解らないため、カバラを学ぶことが出来ませんが、どういうものであるかのイメージやコンセプトは徐々に解ってきました。
本来、カバラは神・聖書を深く理解するために与えられました。とても神聖なものです。
占い目的でカバラを使う者や、闇の力をカバラから引き出そうとする者も確かにいます。ある意味、濫用されています。
本来の目的から逸れて、違法的・商業的にカバラを使うなら、神から裁きを受けます。
神と本当に心が繋がってない者が、カバラを興味本位で使うのはタブーです。
カバラは神から来た神聖な隠された秘密です。
カバラには大天使たちが付随しています、そこには宇宙と創造された世界の概念が隠されています。
神聖なものなので、気軽に足を踏み入れるべきではないものです。
私は、コンセプトの理解までに留め、深入りしないようにしています。
本来の目的から逸れ、カバラを軽率に使う占い師には、要注意です。
また、カバラを軽率に捉えたり冒涜する者は、神の概念を冒涜するのと同じであるため、霊的に何かが狂ってきます。
神から啓示が来ないことも起こり、人間的な解釈に奔放されます。
以前話したことですが、、、
❝数字を崇拝すると、天使たちが怒る❞。
ゲマトリアが与えられたのは、神の不思議と神の存在を発見するためです。
数字に熱狂し数字に中毒になるためではありません。
数字のデコーディングだけに熱中する人たちは割といます。
もちろん、彼らの中の多くの者は神の存在を信じています。
しかし、神や聖書を親しむことが疎かになっている傾向も見受けられます。
神を探すため神の不思議を体験するため、さまざまなツールが与えられています。
といっても、優先順位を間違えると霊的判断が鈍ってきます。