壁と火星 / シュメール神話と聖書の洪水話

サイファーするにあたっては、数字の関係性だけでなく音からも分析出来ます。

 

先日、ゲマトリアの達人が、音から語の繋がりを発見していました。

 

フランス語のMurという語。wall(壁)という意味があるようです。

そして、wall(壁)と言えば、、、壁建設を政策に取り入れた壁好きなトランプを想い出します。


Mur(壁)は、このような音です。

 

ゲマトリア的には、Mur (壁)は、感覚的・リズム的にMars(火星)と類似しており、改めて、MurとMarsの繋がりに気付いてました。

フランス語 Marsも、英語と同じく、火星、戦争の神マルス、3月を意味します。

 

確かに、MurとMarsは感覚的に似ている音のように感じます。

 

Wall(壁)とトランプが関係するように、Mars(火星)とWall(壁)も暗号的には繋がっているのでしょうね...

 

ダニエル書11章に反キリストの特徴が書かれています。

翻訳によっては、「要害の神」を「砦の神」として訳されています。

英語では god of fortress になりますが、fortress とは、要塞、基地、囲まれた城塞のことです。

数年前、❝要害も砦も、要するに「壁」のことを意味する❞、という理解が神様から与えられました。実際、fortress wall という言い方も存在します。

 

砦は城壁であるというヒントによって紐解くと、ダニエル書にある この箇所の意味が理解出来ました。反キリストが壁にやたら拘るのもそういうことです。

 

「要害(砦)の神」とは、戦争の神(god of war) のことを指します。戦争の神マルス(Mars)と繋がります。軍神マルスとも呼ばれています。

同時に、「要害(砦)の神」というのは、壁(城壁)の神(god of wall)のことも意味します。

壁(城壁)の神というのは、女神イシュタール(イシュタル)のことです。軍神マルスの妻であるイシュタールも戦争の神です。

イシュタル - Wikipedia

赤文字を説明します:

◆月の神・・・女神アルテミス 

◆風の神・・・2020年12月22日、土星木星のグレイトコンジャンクションを期に、  土(地)の時代から❝風の時代❞へ転換したと言われますが、アンの支配する時代に突入したことも意味します。

◆太陽神・・・太陽神ラー、太陽神アポロetc。

◆ビーナス・・・艱難時代にはビーナス(木星)も関係すると書いた記憶がありますが、ビーナスはマーズ(火星)の妻であり、ギリシア神話の女神ビーナスは、シュメール・メソポタミア神話の女神イシュタールと女神アシュタロテに値するからです。

◆アン・・・シュメール・メソポタミア神話(サタン側の神話)に登場する最高神・創造神アヌ神のこと。アナク、アナキム、アヌンナキなどネフィリム(堕天使ハイブリッド)系列の神。

 

よく、シュメール・メソポタミ神話のアヌと聖書の神を同一視するトンデモ説を、SNSで発信している日本人を見かけます。イルミの上層部であるゼカリヤ・シッチンのトンデモ説を鵜吞みにしてしまった人たちです。

 

もちろん、聖書に登場するアブラハムのルーツはシュメールのウル(Ur)出身です。

アブラハムは、エンリル、エンキ、キリルなどの偽りの神々(混乱の神々) の文化の中にいながらも、まことの神(ヤーウェ)にその土地から出るように導かれ、出ていきました(創世記11:27-31)。目指したのはカナンの地です。

 

このように、3大宗教の祖父であるアブラハムは、シュメール出身です。
シュメール神話と聖書の洪水話が似ているのはそのためです。

シュメール神話が先だ、聖書がシュメールを真似した、などと考えるのは、アブラハムが❝シュメール出身であったという いきさつ(出自 )❞を理解していないところから来ています。

アブラハムがもともとシュメールで生まれ育ったからこそ、シュメール神話の洪水話と聖書の洪水話に共通性があるのです。

 

 

最後に、コチラも伝えておきます。

実は、聖書の神も❝砦の神❞(God of Fortress)とも呼ばれています。

しかし、人間の手によって建てる砦や壁という人工的なものではありません。

また、反キリストが好む女神イシュタールが意味する砦の神(god of fortress)やgod of wall(壁の神)ではありません。

本来の砦の神(God of Fortress )とは、砦や壁などの建造物や軍や爆弾を必要とせず、神御自身が、私たちの砦や壁となり敵から不思議な方法で護って下さるという意味です。

神に頼るという霊的な解決方法により、結果、物理的に目に見える形で解決されるということです。神が解決される時、予想や人知を超えた展開で解決されます。

人類の過ちは、対立関係に至った時、神に平和的に解決する導きを求めず、強靭な砦を築き、兵士の数や兵器の数を増し、人間的/暴力的に解決しようとすることです。

これは、個人レベルでも同じだと思います。行き詰った時に盗みを働く、復讐する、というのも人的な対処方法です。

問題が起きた場合、行くべき頼るべきは神です。神の方法で解決するならば人間同士で殴り合ったり戦争で解決するということに至りません。

 

 

直訳では、❝強靭な砦である我らの神❞というタイトルの歌があります。

ルター作曲(1529年)。

 



 

❝坚固保障❞ というタイトルのようです。わかりやすい👍